新年度がスタートし、新しい環境や挑戦が始まるなど生活の変化が起こる春の季節、少し落ち着きましたか。

　この時期、植物も芽吹き、たくさんの花を咲かせ、食べ物も緑や赤、黄色の彩りで美味しく食べて、これから来る厳しい夏に備えて体調を整えていきたいものです。
座浴(よもぎ蒸し)に入り、香りに癒され、心を調えましょう。

1.春の季節は心が不安定？！

2.春に起こるストレスの影響とは？

3.座浴(よもぎ蒸し)のメリット！

4.女性に嬉しい座浴の力をご紹介！

まとめ

日本の春は、転出入の多い時期です。春の時期に1年のスタートとして根付いている日本の文化が今後は、世界の常識に合わせて、秋の季節に移行しようという動きがありますね。その理由は、これからお伝えする健康の話にも通づるひとつの要因かもしれません。

　実は、春は、心と身体に大きく影響を与える季節ともいえます。

　厳しい寒い冬は、私達人間は室内で暖かく暖を取る「冬眠」時期と、とらえます。
段々暖かくなり、芽生えと新緑の眩しい春は、気候的には、安定しません。「春」の気候では、「春一番」の「風」もしかり、「三寒四温」と言うように、1日の寒暖差が激しく、1週間の気候や気圧の変化も大きいです。

身体が、「冬の冬眠」から覚めて、徐々に活動していくための準備期間が「春」になります。東洋医学の観点からみると、「肝」にあたり、ストレスとして心に大きく影響を受けてしまう時期ということになります。

では、具体的にどのような影響をうけてしまうのでしょうか。
・寒暖差に対応するために、交感神経が活発に働き、たくさんのエネルギーを消耗。疲れたり、身体のだるさを感じます。

・気候の不安定さと、気圧の変化で、自律神経の乱れや、低気圧の影響で、血中酸素濃度が下がり、日中の眠気や体のだるさを感じやすくなります。

・冬に比べて日照時間が長くなるため、朝の目覚めが早くなったり、夜更かししたり、生活リズムが崩れやすく、目に影響が出ます。

・卒業や入学、進学、就職、転勤など、自分や家族の生活環境が大きく変化することで、緊張感やストレスを感じることで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

・環境の変化と、季節の大きな変化で、花粉症や喘息、風邪、アレルギー反応が起こりやすくなります。免疫機能の過敏な状態で、それにより体力の低下や、眠気や体のだるさを感じやすくなります。

・心の動揺が大きく、怒りや、急に涙が出たりと、身体に影響を与える様々な症状が起こりやすくなります。

韓方座浴の座浴剤は、よもぎを含めた沢山の薬草が配合されているので、香りと、蒸気に癒され、自律神経系の調整を促し、ストレスからくるイライラした気持ちを抑えてくれる、「リラックス効果」があります。

また、睡眠の質を向上させ、「安眠」も期待できます。

さらに身体のだるさや不定愁訴がある方にもおススメです。

では、具体的に、女性に嬉しい座浴の力をご紹介致します。
・座浴に入ることで、ホルモンバランスの乱れが原因で引き起こされる『月経不順』や『生理痛』、『PMS（月経前症候群）』などの症状が改善されるといわれています。

・血液の循環を促進し、新鮮な血液を皮膚に運ぶことによってお肌にうるおいを与えます。ニキビ、皮膚病、敏感肌、アレルギー性鼻炎、アトピーや乾燥からくるお肌のかゆみを改善することが期待できます。

・汗をかくことで、新陳代謝を促進する働きと、胃腸の動きを活発にする作用があり、身体に溜まった毒素を汗とともに排出する事で、デトックスができ、スリム効果も期待出来ます。

・体質改善にも繋がります。

・末梢血管を拡張させて血行を促進することにより、冷えやむくみの解消につながります。

・血液の循環を促進する効果があるため、補血作用と補気作用による肩こりや腰痛、運動後の筋肉疲労や、更年期障害、リウマチ、糖尿病、関節痛、神経痛の緩和も期待できます。

・抗炎症作用、抗菌作用もあり、カンジダ膣炎、痔、風邪の感染予防の助けにもなります。また、身体を芯から温め体温を上げる温熱作用で、免疫力を高め自己治癒力を上げて、様々な体調不良を改善に導いていきます。

1年を通して、環境の変化や、生活の変化が大きい春の季節に、「韓方座浴」に入り、心と身体のダメージに対応出来る身体を作っていきましょう。

800年も前から伝わる民間療法『よもぎ蒸し』は、免疫力や治癒力を高める手段として用いた温養生です。

韓方座浴(よもぎ蒸し)で、身体を温め、ホルモンバランスの影響を大きく受けやすい女性にとっては、とても有り難い温養生ではないでしょうか。

更に、食べる事で元気にプラス出来るので、

季節の食べ物(内側から)を大いに味わい、美味しく頂ける喜びを感じていきましょう。